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概要

nl86

参加研究者からのコメント(抜粋)分子構造解析から個体発生や病態に至る分野までカバーし、内外の選りすぐられたクロマチンや染色体にまつわる生命現象を研究する一流の研究者が招待されて開かれたカンファレンスは、この分野の重要性とともに世界の最先端での研究動向を知る上でも非常にタイムリーで有意義な会議であった。The 3rd IIAS Research Conference on ChromatinDecoding was a highly engaging and important meetingbringing a diverse and excellent group of researcherstogether. The topics and speakers were 'state of the art'and the casual setting fostered a great deal of interaction.The lectures in Tokyo were likewise successful as judgeby the degree of participation of the audience during thequestion period following each presentation.(Timothy J Richmond)他の研究室の学生の方と4日間一緒に過ごし、研究手法等の詳細な議論を交わせることができた。研究に対するモチベーションも向上し、非常に有意義だった。日本式の庭園に囲まれたレクチャーホールでの今回のカンファレンスは、従来の学会とは少し異なった趣で、大変開放的でリラックスした雰囲気だった。幅広い世代のクロマチン研究者間の率直な、そして白熱した議論が多く、また、発表の間の休憩時間も十分にあり、コーヒーや紅茶を飲みながらの参加者間の自由なディスカッションが印象的だった。発表の方は、転写関連因子の結晶構造から、発生におけるクロマチン制御の解析といったように幅広く、この分野の現在のトレンドを理解するのにとても役に立った。Chromatin Biologyに関する最新の研究を俯瞰する上で大変有意義な会合であった。基礎研究に重点をおいた内容で、かつ多岐にわたる関連分野の全体像がバランスよく構成されたプログラムで学ぶところが多くあった。特に、この分野を牽引している国内外の研究者と交流を持てたことに意義を感じた。講演に対する質疑・議論の内容も充実しており、参加者の研究レベルの高さを実感した。The conference was enjoyable and well organized,and the scientific presentations were first rate. Iwill remember it as one of the best small meetingsthat I have attended in many years.クロマチン領域のホットなトピックにフォーカスした良い会合だった。新知見を得て、かつ、今後の研究への刺激にもなり、大変有意義な会合だった。クロマチン制御について、構造的視点から生理機能まで幅広く最先端の知識を得ることができ、素晴しい会であった。実際、今回のように一つのテーマを幅広い視点から世界中の一流の研究者による最新の成果を拝聴する機会はほとんどなく、これからも是非継続してこのような会が開催されることを切望する。I really enjoyed attending the meeting. It was very wellorganized. Scientific topics are not closely related toone another, which made the conference even moreenjoyable.ポスター発表では、多くの方と深いディスカッションをすることができ非常に有益だった。口頭セッションでは、魅力的で最新のデータに触れることができインスピレーションを得ることができた。最も印象に残っていることは、セッション終了後、若手で宿舎に集まり語らったことである。そこでは研究室の垣根なく、研究、キャリア、プライベートなどについて議論することができ、他の研究室の方々とのつながりをもつことができた。会議はとてもレベルが高く、議論も活発で素晴らしかった。また、ホテルや会場レセプションなどで高名な方とフランクに交流でき、楽しく色々なことを学ぶことができた。session6“Molecular decoding 2(クロマチン解読の分子基盤2)”クロマチン分子はいかにコードを解読するのか2Dr. NakayamaDr. OhtaDr. Noma座長:Dr. Tachibanasession7“Extended phenotypes of chromatin(クロマチンは生物をいかに操作するのか)”クロマチンと組織・個体レベルでの複雑な生命現象との関係Dr. MotohashiDr. IwamaDr. LiDr. Kageyama座長:Dr. OhtaAugust.2014 vol.86IIAS NEWS LETTER11